2020年度生理研研究会にて菊水が「社会の形成における内分泌の役割」の講演を行いました。

活発な議論があり、勉強になりました!


定藤研究室 | 生理学研究所

ヒトの形質は、胎児期からの「身体―環境」の相互作用を連続的に重ねながら創発し、多様に水路づけられていく。さらに、個の発達は周囲の社会、文化の形成に影響を与え、それが次世代の個の形質を創発させる制約環境そのものとなる。 本研究会では、きわめて社会的な生物として進化してきたヒト特有の形質が創発・発達する軌跡(機序)、その普遍性と多様性、さらにその背後にあるメカニズム(機構)について議論し、ヒトの社会性発達の原理解明を目指したい。 今、情報科学技術の急激な発展は、実世界と仮想世界とが交錯する新たな時空間を生み出しつつある。ヒトが生きる環境がこれまでにないスケールで激変している今、次世代のヒトの社会性発達に与えうる影響などについても思いを巡らせたい。   本研究会は、クローズドの研究会として未発表データについて深く議論するために、参加者の皆様には以下のようにご協力をお願いいたします。 活発な議論を呼び起こすために必要な措置として、皆さまのご理解とご協力いただければ幸いです。   2020年11月19日(木)12:55 ~  11月20日(金)12:05  詳細はプログラムをご確認ください。   WEB開催(Zoom)     12:55 - 13:00 Opening Remarks 明和政子(京都大学大学院教育学研究科) 13:00 - 13:30 「ロボットとの共生社会学」 浅田 稔(大阪大学先導的学際研究機構) 13:30 - 14:00 「能動的推論、視点取得からコミュニケーションへ-発達原理を考える-」 乾 敏郎(追手門学院大学大学院) 14:00 - 14:30 「実行機能の発達の社会神経科学的検討」 森口佑介(京都大学大学院文学研究科) 14:30 - 15:00 「社会性と自閉スペクトラム症:脳画像研究」 小坂浩隆(福井大学医学部)

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