イヌを飼育している子供の心身の健康は高くなる。東京ティーンコホート研究の成果が論文になりました。

Dog and cat ownership predicts adolescents’ mental well-being: a

population-based longitudinal study

Authors: Kaori Endo, Syudo Yamasaki *, Shuntaro Ando, Takefumi Kikusui,

Kazutaka Mogi, Miho Nagasawa, Itsuka Kamimura, Junko Ishihara, Miharu

Nakanishi, Satoshi Usami, Mariko Hiraiwa-Hasegawa, Kiyoto Kasai, Atsushi

Nishida

東京ティーンコホートと麻布大学の共同研究です。

思春期のお子さんたちは、様々な新しい環境変化、身体変化を伴い、精神的に不安定な時期を迎えます。東京ティーンコホートに参加している3300名の児童を対象に、イヌの飼育、あるいはネコの飼育によってWHO-Wellbeing（生きがい、活力、気持ち）などのスコアの変化を調べました。イヌを飼育することで、WHO-Wellbeingが高くなることが明らかになりました。この成果はInternational Journal of Environmental Research and Public Healthに掲載されます。